1862年(文久2年)初代 奥田 文五郎が現在の工房敷地、坂道の途中に登り窯を開きました。その登り窯で、大壺や火鉢、火消し壷、植木鉢など日用の雑器を焼いてきました。
スタイリッシュなデザインと使いやすさをコンセプトに、和洋どちらにも合う白と黒を基調としたシンプルモダンな食器を創作しています。
文五郎窯の一角に、築50年のRC造の倉庫を改修して誕生した「文五郎倉庫」というギャラリーを2008年12月にオープンしました。 もともと作業場として使われていたので、先代の手跡が随所に残っています。 杉板型枠によるコンクリートの豊かな表情を保った店内の窓から見える竹林が借景となり心地よい空間を作っています。 弟・章が制作する器の展示と販売がされているROOM 1(×10)とROOM 2・ROOM 3は貸しスペースとして企画展や大学のレクチャールームとして使用しています。 この小さな倉庫が交差点となり信楽の人々と訪れる人々をつなぎ新しい信楽のかたちが生まれてくることを願っています。
〒529-1851 滋賀県甲賀市信楽町長野1087
TEL&FAX : 0748-82-3153
定休日:月曜日・第2第4火曜日